【禁断の関係?ひーこ編3】性欲エネルギーで仕事がはかどる 笑

 

ひーこさんはとにかく不満が溜まっていたようで、ちょっと質問をするだけで物凄い文章量のメールが返ってくる。

 

 

…いや、ありがたいんだけどさ。

短文だとメール回数増えてポイント消費が激しいから。(笑)

 

 

本当は早くメールかLINEに以降したいんだけど、ひーこさんのプロフに

『いきなりLINEを聞くような男性はお断りします。』

と予防線が張られていたっす。

 

 

この『いきなり』がどのくらいの期間を指すのかわからないけどとりあえず焦らずやり取りするっす。

 

 

しばらくやりとりしたあとひーこさんが突然、

「あ、もうこんな時間。そろそろ明日の準備しなきゃ!とーきちさんは明日仕事ですか?」

まだまだ言い足りない様子のひーこさんだったが、確かに時間は23:30を回っている。

 

 

おいらも明日の準備しないと。

「あ、そうだね。おれもそろそろ寝る準備するよ。また明日メールしてもいいかな?」

と送る。

 

 

「は、もちろんです。とーきちさん優しく聞いてくれるからつい長々メールしてしまいました。また明日良かったら聞いてください。では、おやすみなさい。」

こうしてひーこさんとのやりとりが始まったっす。

 

 

次の日、真面目に仕事をするおいら。

出会い系でうまくいくと仕事にも熱が入るっすな。

このエネルギーの源はきっと性欲に違いない。(笑)

 

 

そんな性欲エネルギーを噴射して仕事をこなすおいらにはきっと並々ならぬオーラが発せられていたに違いないっす。

全ては仕事を早く切りあげてひーこさんとメールするため……!!

 

 

……あ、でもうちの会社それほど残業なかった。(笑)

 

 

でも真面目に仕事すると時間が過ぎるのが早いんすよね。

そんなわけで午前、午後共に真面目に仕事。

 

 

定時をやや過ぎたあたりで本日の業務終了。

急いで帰宅するっす。

 

…急いで帰宅したところでひーこさんが仕事が終わっているという確証は無いんすけど。

 

 

家に着いてまずはメール。

「こんばんは~。お仕事お疲れ様です。今日も終わりましたね。あと一日行けば休みです。ひーこさんはまだ仕事かな?また終わったらいつでもメールしてくださいね。」

と送る。

 

 

その間にシャワーを浴びる。

本当はゆっくり湯船に入って体を温めたかったんすけど…返事がきちゃうかもしれないんでささっと済ませる。

 

 

シャワーから出るとメールが来てたっす。

「こんばんは。お疲れ様です。今終わったところですよ。私もあと一日です。これから電車に乗って帰ります~」

とひーこさんから。

 

 

「そうなんですね~。週末は何か予定とかあるんですか?」

と、おいら。

 

要するに探りっす!

 

 

これで相手の反応を見てデートに誘えるかどうか決めるっす。

「今週は特に決めてませんね~。明日あたり考えようかと思ってました。」

という返事。

 

 

これはチャンス!

 

警戒してたり乗り気じゃない女性はここで「あ~、ちょっと用事があって…」とか言うはずなんで、それがないということは少なくとも警戒はされていないっすな。

そこでおいらは必死にデートにつなげる作戦を考えたっす。

 

    

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===== 続く =====

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