ホテルに向かいながらいつもと変わらない感じで話すおいらと美咲ちゃん。
余りにライトすぎて本当に聞き間違いじゃないか疑ってしまうほどだ。
「あ、そうだ。一つだけ確認。本当に奥さんいない?あと、他に遊んでる子、いない?」
…まあ、正真正銘独身だし、【今は】遊んでいる女性はいない。
「いないよ。それは間違いない。」
それを聞くとほっとしたようだった。
「そか、じゃあいいや。既婚者に手を出して修羅場になるのは嫌だし、遊び人とやって病気もらうのも勘弁だからね。」
すっきりした顔の美咲ちゃん。
台詞が完全に男っすわ。(笑)
そんな美咲ちゃんにおいらは歩きながら聞いてみた。
「なんでその気になったの?」
すると美咲ちゃんは口に手を当てて
「ん~…特に深い意味はないんだよね。おじさんがあたしと飲みに行ったりご馳走したりしてくれるのは、結局したいからでしょ?」
「あ、うん、まあ。」
というかそれ以外に目的がない。(笑)
「だからいいかな、って。出張で来てるから面倒なこともなさそうだし」
…だからそれ男の台詞では?
つーか美咲ちゃん、見た目に反していろんなところが男前。(笑)
「おじさん面白いし、優しいよ。だから、お礼、かな。」
といった後軽く手を振る。
「あ、でも嫌々ってわけじゃないから!割と乗り気っていうかなんというか…意味わからないね。(笑)」
それ以上言わせたら行けないと思い、
「了解!つまりおじさん、気合入れろってことっすな!」
と意味不明なギャグで話題を無理矢理変えた。
「そうそう、気合入れてね。」
美咲ちゃんも乗ってくれた。
そうこうしているうちにホテルに着く。
よくよく考えたら明らかに不釣り合いな二人。
やばい、おっさんと高級デリヘル嬢にしかみえんぞ。(笑)
知り合いなんているはずもないけどきょろきょろしながらホテルに入った。
部屋に入る。
少し狭い部屋だったが、そのおかげで美咲ちゃんの香水と体臭の香りがより強く部屋中に香った。
「シャワー、先に入る?」
美咲ちゃんがシャワーのほうを指さす。
でも流石にオッサンが入った後のシャワーは申し訳ないので先に入ってもらう。
っていうか主導権握られっぱなし。(笑)
待っている間、ゴムの準備や空調を調整したりと忙しいおいら。
というか落ち着かない。
こんな美人とベッドインっていつ以来だ?
あまりに地雷踏みすぎて逆に美人で立たない体質になってたらどうしよう!(笑)
美咲「なにうろうろしてんの?(笑)」
立たないかも…という心配は杞憂に終わったっす。
バスタオル一枚の美咲ちゃんをみて
おいら(の息子)は完全仁王立ち。
やばい!ガチガチ通り越してバキバキっす!
(何となく言いたいこと分かる?笑)
とりあえず悟られないようシャワー室に向かったっす。(たぶんバレてる)
さっとシャワーを浴びて美咲ちゃんと一緒にベッドに座る。
「じゃ、じゃあ、行きます。」
「何の宣言だよ。(笑)」
と美咲ちゃんのツッコミをいただいたところで押し倒した。
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===== 続く =====
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