【熊本ダーツ娘ナツキ編19】ワンナイトだけど最高の思い出ができたっす

 

 

もう少し粘ろうかと思ったんすけど、彼女はイきにくい体質のようで、反応はあるけどイク様子はなかったのでここらでフィニッシュすることにしたっす。

 

 

単においらの実力不足かもしれない、という点は認めないっすけど。(笑)

 

 

そんなわけで腰の動きをさらに早めてノンストップで振り続ける。

 

 

「ううっ…あ…」

シーツに顔をうずめたナツキちゃんは必死に耐えている。

 

 

段々絶頂が迫ってきたのを確認。

それを引き寄せるように自分勝手に腰を振る。

 

 

とーきち
ナツキちゃん…イくよっ…!
ナツキ
あ…はい…お願いします

 

 

こうしておいらはナツキちゃんの中でイッた。

久しぶりだったせいか、ドクッドクッと数秒間放出しているのが分かる。

 

 

おお、なんか20代の頃に
戻ったかのような感じっす。(笑)

 

 

ナツキちゃんの中から引き抜き、倒れ込んだ彼女に布団をかけてゴムの処理をする。この時間ってちょっと情けないというか間抜けな時間っす。(笑)

 

 

そんなおいらの間抜けな後始末を見ながらナツキちゃんが言った。

 

 

ナツキ
…思い出できました?

 

 

その言葉に笑ってしまうおいら。

 

 

とーきち
それ今聞く?(笑)
ナツキ
いやいや、聞いとかないと。(笑)
とーきち
うん、最高の思い出ができたっす。
ナツキ
…よかった。

 

彼女はすごくきれいな顔で笑った。

 

 

 

この後、実は2回戦目に突入したっすよ。

少しピロートークしてたらムラムラしてしまったっす。(笑)

 

 

1回目に比べて時間は短かったけど数時間に2回ってなんだか本当に若いころに戻ったみたいっすな。それもこれも彼女が本当に良い女性だったからっす。

 

 

2回線目が終わったあと、少し休んで軽くシャワーを浴びて帰り支度をする。

 

 

ホテルを出て、駅に向かって歩き出した。

 

 

 

その間も手をつないでまるで恋人同士のようっす。

 

 

とーきち
ナツキちゃん?
ナツキ
はい?
とーきち
本当にありがとう。
ナツキ
…どういたしまして。

 

 

ワンナイトは終わった後の会話に困るっすな。『また今度』も変だし、『またいつか』も嘘くさい。

 

 

そんな白々しい言葉は嫌だったので、やっぱり『ありがとう』が一番かな。

 

 

とても切なくなるっすけどな。

 

 

待ち合わせのアーケードまでいろんな話をした。ワンナイトにもかかわらず最初から最後まで優しく接してくれたナツキちゃん。

 

 

熊本の女性は気が強い、なんて言われてるけど、この子はそんな感じは全くなくて、終始穏やか。

 

 

アーケードに戻ってきてしまった。

お互い言葉に困ってしまう。

 

 

ナツキ
…仕事、頑張ってくださいね。
とーきち
ありがとう。
頑張ります。

 

 

そういって手を離した。

 

 

とーきち
本当にありがとう
ナツキ
いえ、こちらこそありがとうございました

 

 

それが別れの言葉だったっす。

 

 

 

 

次の日、なんとなくセンチメンタルな気分で仕事に身が入らなかったおいら。当たり障りなく仕事をこなし、夕方帰路についたっす。

 

 

帰りの飛行機の中、ナツキちゃんからメールが。

「もう帰ってますか?本当にありがとうございました。気を付けて帰ってくださいね。それでは。」

 

 

それを見ておいらすぐに引き返したくなったっす。土曜日の休出なんかバックレてもう2日間彼女と一緒にいたい。

 

 

仕事なんて部長のハ〇に一人でやらせとけばいいんす!…ってわけにはいかないすよね…

 

 

 

出張じゃなかったら絶対に本気で口説いたっす…

 

今回、ワンナイトで目的を達成したはずなのに。なんとなく浮かない顔のままおいらは元の営業所に戻ったっす。

 

 

 

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===== 続く =====

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