月曜日、その日の仕事中、おいらはなぜかテンションが非常に高かった
それはなぜか。
そう、今日の夜、ユミちゃんと会えるからだ。(キリッ)
そのため某赤いロボットのようにいつもの3倍近いスピードで仕事を終わらせ、定時に間違いなく上がれるよう頑張ったっす。
会社を出て、刈谷駅に向かう。
今日も死ぬほど暑い!
こんな汗臭い状態で女の子と飲みに行くとか大丈夫かおいら!
待ち合わせはおいらとユミちゃんが無理なく来られるよう19:00とちょっと遅め。
18:30頃に刈谷駅に到着。
一昨日来たばかりだからなんか変な感じ。(笑)
お店は土曜日とは別のお店にしたっす。
…当たり前か。(笑)
ユミちゃんを待ってる間、スマホが鳴る。
画面を見ておいらドキッとする。カスミさんからLINEっす。
「おつかれー!とーきちさん、平日は飲みに行けたりするの?良かったら飲まない?」
つい周りをキョロキョロ。
…いや、万が一見つかってもやましいことはないんだけど何となく。
「ごめん!平日も大丈夫なんだけど今日は同僚と飲んでて…また行きましょう!」
と速攻返信。
生活圏が被ってるとドキドキするっすね。(笑)
ただでさえ汗だくなのに今ので余計汗かいた。
そんな一人修羅場を潜り抜けていたおいらに近づいてくる女性。
お、ついに来た…ユミちゃん!
「…とーきちさんですか?」
話しかけてきた女性を見る。どうやらユミちゃんで間違いはなさそう。
…実は正直な話、この時点で急激にテンションが下がった
はっきり言うとユミちゃんの容姿は・・・
「想像と違った」。(笑)
…はあ、とーきちあいっ(なげやり)
・髪は短めで、顔は芸能人でいうとサッカーの澤〇希に化粧をした感じ
・体型は…まあ、普通。だけどなんというか…全体的にぽっちゃり?幼児体型?そんな感じ
・服装は半端丈のジーンズにキャミ?シャツ?みたいなその上からなんかひらひらしたのを着てる
総合得点は…55点
期待値が高かっただけに少しショックを受けたっす。
性格は間違いなく良い子なんだけど…勝手に美人て思い込んでた部分もあるからおいらが悪いし彼女に罪はないんだけど…。(笑)
とはいえ、ここで顔に出してしまうと彼女に失礼だし、極端な地雷というわけでもない。
なので先ほどの葛藤を微塵も感じさせないよう精一杯の笑顔を作った。
「こんばんは!ユミさんかな?」
「…はい、そうです。」
緊張しているのかLINEのやり取りをしているときとは別人のよう。
とーきち「ごめんね!仕事終わりに忙しいのに。しかもこんな汗だくのオッサンで。(笑)」
得意の自虐ネタをぶっこむとユミちゃんはようやく笑った。
ユミ「大丈夫です。(笑)私も汗だくですし。」
というわけで暑さから早く逃れたかったおいらとユミちゃんは
居酒屋に向かった。
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===== 続く =====