メニューを見ながらユカちゃん。
可愛い過去で頼まれたらいやとは言えないっす。
…まあ、飲ませる気満々でしたが?(笑)
おいら酔いつぶれた女性に襲いかかる趣味はないけど、ある程度酔ってもらわないと交渉も難しいっすからね。
ユカちゃんがケラケラ笑う。
うん、明るいいい子だ。
お酒とつまみなどを一通り頼んで曲を探す間にちょこちょこと話しかける。
ふんふん、そんな感じには見えないけど。
お金を出してもらえるうえに下手な歌を聞かれても地元じゃないから恥ずかしくない!(笑)
確かにオッサンだけど!
やべえ、楽しい。(笑)
曲を選んだり話をしてるしているうちにお酒が来たので改めて乾杯。やっぱお酒は若いこと飲むべきだなー。まず1曲目をユカちゃんが入れる。
和〇器バンドか…詩吟のような伸びのある歌い方ができるかどうかと高音帯の声が出るかどうかがポイントだな。
難易度ははっきり言ってかなり高い。
素人さんがカラオケ用にチョイスするには少々ハードルが高めと言わざるを得ない…
…あ、すみません。
カラオケの事になるとついプロ意識が。(笑)
おいら、自慢じゃないけど唯一カラオケだけは自信があるっす。
声だけなら世の中の女性全員を落とす自信があるっすよ。
そんな難易度の高い曲をチョイスしたユカちゃん。
結果はやはり本人が言っていたとおり…まあ、思ったより下手じゃない程度。カラオケの採点は81点だったけどおいら的には65点くらいかな。(辛口)
さて、おいらの出番すな。
曲はRAD W〇MPS。
ちょっと前にドラマの主題歌に使われたあの曲っすな。
あんま具体的に書くとジャス〇ックさんになんか言われそうなんであれなんすけど。
曲が始まる。
おいら、会心の歌声を披露する
ユカちゃんが目を大きく見開いてこっちを見てる。
…ふ、落ちたな
(都合のいい予想、というか妄想)
曲が終わるとユカちゃんがものすごい勢いで拍手してくれたっス。
メチャクチャうまいじゃん!
とりあえず盛り上がったっす。
やっぱりなにか一つ芸を持ってると有利っすな。
===== 続く =====