助手席の窓を開けて女の子に話しかける。
車に乗せたら、もう勝ちでしょ!?
…レイちゃん、でいいのかな?
一応人違いだったら赤っ恥ものなので確認。
女の子はちょっと笑って

初めまして!
と言ってくれた。
乗車を勧める。
もちろん寒いので彼女の心配したこともあるが、何よりこの状況をほかの人に見られるのが不安。(笑)
レイちゃんがすごく若く見えるので、このままでは状況的に警察に通報されかねん!(笑)
彼女が助手席のドアを開けて乗り込む。ストッキングに包まれたすらりとした美脚にドキッとする。
彼女が車に乗り込むと車内には若い女の子の香りが充満。これだけで3日は過ごせる・・・(笑)
妄想が顔に出ないよう、冷静に車を発進させて話しかける。

それから刈谷市につくまでの15分、車内で会話をした。
今日時間を早めた理由について。
レイちゃんは母子家庭で、最近お母さんに彼氏ができたそうだ。
その彼氏が来ると別に何かされるとかあるわけじゃないけど、なんとなく家に居づらくなって出ていくそうだ。
今日も朝からお母さんの彼氏がいてなんとなく気まずいのでおいらと会う時間を早めた、という事らしい。
…
意外とヘビーな話だったっす!(笑)
まあ、お母さんだって女性だから彼氏は欲しいだろうけど、年頃の娘がいることも考えてあげないとねえ…19歳だって敏感な年ごろだろうし。
…いかんいかん、パパ目線になってた。(笑)
そのおかげでおいらは早くレイちゃんに会えたしいいんだけどさ。
来るとき同様、15分ほどでおいらの家に着いた。一応近所の目を気にして部屋に入る。


いつもLINEでしているような明るく会話。しかしおいらはドキドキしてそれどころじゃない。
おいらの部屋に!
19歳が!(笑)
非現実的なシチュエーションっすな。普通に考えたら普段の生活で19歳の女の子と接点持つことすらない。その架空の存在みたいな10代の女性がおいらの部屋に現実にいるっす!
出会い系ってすごいな~(しみじみ)

涙を流さんばかりの勢いで感動しているおいらにレイちゃんが話しかけてきた。
現実に戻る。

いきなりシャワーの話をされて思考が飛ぶおいら。(笑)
え、え、どういう事?
まさかいきなり始めるの?
それとも深い意味ないの?
ってかおいら臭い?
と深読みしすぎてぐるぐると思考が回って混乱する。

今度は言葉が出た(笑)

ごく当たり前のことのように言うレイちゃん。
それに対しておいらは
その一言がやっとだった。
楽しいセックスの時間スタートか!?

何が面白かったんだろう…まあ、喜んでくれたならいいんだけど…からかわれたのかな。

どうやら泊まる気らしい。
道理でリュックが大きいわけだ。
お泊りセットだったんだな。
もちろんいいけど。
でも宿泊料だとしたらおいらものすごくもらい過ぎだからお釣り返さなきゃ…とか馬鹿なこと考えてしまった。

18歳以上とはいえ、まだ10代だ。
帰らないと色々問題になりそうな…

おかあさんもやっぱ色々と気にしてるみたいだから外泊しても特に何も言わない。
そうか・・・それならいいけど。
…いいのか?(笑)
色々と不安要素というかモヤモヤするところはあったっすけど、あんまりごちゃごちゃ言って
『おじさんうざい!帰る!』
なんてなっても嫌なので、納得しておいた。
うん、よく考えたら
- こんなかわいい子と一日中一緒
- Hの承諾ももらった
とおいらにはメリットしかない!(笑)
せっかくだし気が変わらないうちに…
というわけでレイちゃんにシャワーをすすめる。
おいらはさっき迎えに行く前に入ったし…いいや。彼女のシャワーをそわそわしながら待つ。

シャワー室からレイちゃんの声がする。
声が上ずる。
情けない。(笑)

メイクに関してむしろお願いしたい。なんかどうも最近の若い子の濃いメイクはケバくて苦手っす…
こういうところがおっさんなんすね。(笑)
シャワーからレイちゃんが出てくる。化粧落とした彼女は確かに多少目が小さくなった気がするっすけど、端正な顔立ちで美形といって差し支えない感じ。
むしろ化粧落とした方が好みっす。
服はストッキング以外はちゃんと着てた。そこまで着るならできればストッキングも履いてほしかった・・・(笑)
髪を乾かし終わったレイちゃんが部屋に戻ってくる。
そしておいらの横に座る。

…あー…その、なんだ。本当に大丈夫?
おいらおっさんだし無理しなくても泊めるくらいなら全然…
と柄にもない事を言ってみる。
ああ!
だめだ!
10代は調子狂う!(笑)

多分おいらこの時、世界で一番かっこいい顔してたはずっす。(笑)

やっぱ面白い!
大きく笑った後、レイちゃんは

その一言で安心したおいらは遠慮なく襲い掛かることにしたっす。彼女を引き寄せて抱きしめる。
彼女の体からは10代の女の子の香りが…しないな。
うちのボディソープの匂いっす。(笑)
ああ、なんならシャワー浴びてもらわないほうがより興奮したかも。(笑)
そんなことを考えながらレイちゃんをベッドに押し倒したっす。
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===== 続く =====