出会い系サイト(マッチングアプリ)の安全性とSNSの危険性

 

「出会い系サイトは危ない!」

そう思っている方も多いようです。

 

確かに男女が出会う場所ですのでトラブルやリスクはゼロではありません。

 

ですが、現在の出会い系サイトは身分証明書による年齢確認や運営によるチェックが非常に厳しなっていて、トラブルのリスクは非常に低くなっています。

 

現在、ネット上での犯罪は、匿名性が高く、身分証明のいらないTwitterなどのSNSがメインになってきています。

 

事実として出会い系サイトよりもSNSのほうが危険なのです。

 

 

出会い系サイトを利用してみたいけど不安…

そう思っている方に今回は出会い系サイトの安全性について解説します。

 

 

出会い系は危ない!?数字から見る出会い系サイトの安全性

まず、以下の図を見てください。

警察庁が発表した平成15年から平成28年までに起きたネット上の犯罪発生件数を比較グラフ化したものです。

 

青が出会い系サイト、赤がTwitterなどのSNSでの犯罪発生件数です。

 

この数字は主に児童犯罪が対象ですが、ほかの犯罪件数とも比例しているので参考になると思います。

 

 

Twitterが日本でサービスを開始したのが平成18年からなので、統計は平成19年~20年あたりからになりますが、SNSが普及して爆発的に利用者が増えたあたりから同じく急激な勢いでSNS犯罪発生件数が伸びています。

 

これは今まで出会い系サイトに存在していた「一部の悪質なユーザー」が、より犯罪行為のしやすいSNSに流れたためです。

 

わずか1年で出会い系サイトの犯罪発生件数を抜いてしまいましたそこからは差が広がるばかりです。

 

出会い系サイトからSNSに悪質な利用者が移行したため、むしろ出会い系サイトは犯罪件数が下がって年々健全化しています。

 

 

平成28年ではSNSでの犯罪件数1736件に対して、出会い系サイトの発生件数はわずか42件

 

発生倍率にしてSNSでの犯罪発生率は出会い系サイトの41倍です。この傾向は現在も変わっていません。

 

出会いによる犯罪発生件数だけで言えば、皆さんが普段、普通に使っているTwitterやインスタグラムのほうが何倍、いえ何十倍も危険なんです。

 

出会い系サイトは悪質な(犯罪目的の)ユーザーが減り、一部の純粋な出会い目的のユーザーだけが残りました。

 

全体的な利用者もSNSやマッチングアプリに移ったので、出会い系サイトの利用者は全盛期に比べると若干少なくなってしまいましたが、純粋に出会い目的の男女だけが残った今がむしろ一番利用しやすいといえるでしょう。

 

 

今は出会い系サイトよりもSNSのほうが危ない

先ほどのグラフからもわかる通り、今はSNSのほうがはるかに危険です。

 

というのも、SNSには

  • 匿名可能
  • 本人確認無し
  • 複数アカウント作成可能
  • 年齢確認無し

という犯罪をしやすい条件がそろっています。

 

つまり犯罪を行うのに非常に好都合なんです。

 

一方、出会い系サイトは平成15年に「出会い系規制法」によって厳しい年齢確認本人確認が必要になりました。

 

犯罪者にとっては犯罪を行うと捕まるリスクの非常に高い、「犯罪をしにくいサイト」になってしまったんです。

 

 

そのため、出会い系サイトでの犯罪発生件数は年々減り、SNSでの犯罪発生率は年々上がっていったのです。

 

このようなことからも警察も出会い系サイトよりSNSへの監視や取り締まりを強化しています。

 

もちろん出会い系サイトもサイバーパトロールの監視対象ですが、運営が身元を把握していて犯罪を起こしにくい出会い系サイトよりもSNSのほうがはるかに警察にとっては危険度が高い監視対象なのです。

 

以上の事から、出会い系サイトは出会いの場としてかなりリスクの低い、安全性の高いサイトであると言えます。

 

 

ネット上で起きるトラブル3選と対処法

ネット上の出会いで起きる代表的なトラブルを3つご紹介します。出会い系、SNSに限らず出会いの場ではこれらのトラブルに注意しましょう。

 

併せて対処法も解説していますので、ぜひ参考にして下さい。

 

美人局(つつもたせ)

 

一番気を付けなければいけないのがこの美人局です。

 

おとり役の女性が出会い系サイトやSNSで男性と出会う約束をし、待ち合わせ場所に来た男性に対して彼氏(夫)役の男性が暴力などで恐喝し金品を脅し取る犯罪です。

 

この犯罪、昔は出会い系サイトがメインでしたがこの犯罪も今はSNSに移っています。

 

先ほども書きましたが、現在の出会い系サイトは身分証明書の提出が義務付けられているので、こういった重大犯罪を起こしにくい環境です。

 

現在の美人局の大半は出会い系サイトではなくSNSで未成年の女性などを使って男性を誘い出し、「警察に行くぞ!」「淫行で訴えるぞ!」と脅す手口がメインです。

 

対処法ですが、美人局の女性は「積極的」な女性が多いです。

 

出会って間もないのにデートやホテルへの誘いを積極的にかけてきたりします。あまりに話が早い、うますぎると思ったらいったん冷静になって美人局を疑いましょう。

 

この美人局に遭ってしまうと金銭的な被害だけでなくケガをする可能性もありますので十分注意が必要です。

 

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援デリ業者

 

援デリ業者とは出会い系サイト内などで素人のふりをして売春を持ちかける業者です。つまりプロの風俗嬢です。

 

メッセージを送ると金銭的な条件を提示してきます。提示されたお金を払えばセックスできますが、せっかく素人と出会える出会い系でプロとセックスする理由がありませんね。

 

しかもこういった風俗嬢は容姿やサービスの面でお店では指名のつかない女性がほとんどです。つまりデブスか性格の悪い地雷嬢が多いんです。

 

そのつもりなら最初から風俗行った方がよほどいいでしょう。

出会い系を使ってわざわざ地雷確率の高いプロを利用する理由はありません。

 

出会い系サイトは、重大な犯罪は減っていますが、この援デリ業者は減っていません。出会い系サイトで現状、一番気を付けるべき存在です。

 

といっても、怪我するわけでもお金をだまし取られるわけでもありませんので、危険度、と言う意味では低いです。

 

また、対処法も簡単です。

メッセージを送ると速攻で「〇時間〇万円」とか「ホ別イチゴで」などと条件を提示してくるので、そのまま無視すればOKです。

 

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援助交際(18歳未満)

 

18歳未満の女性とセックスを含むみだらな行為をすると条例で逮捕され、罰せられます。

 

現在警察がネット上で一番目を光らせているのがこの淫行です。

 

ただし、出会い系サイトではこの心配ありません。

今の出会い系サイトは出会い系規制法で年齢確認が厳格に義務付けられ、18歳未満は利用できないようになっています。

 

出会い系サイトを利用する場合はこの18歳未満の女性は警戒する必要はないでしょう。

 

 

ネット上で女性と会う時はこれらのトラブルに気を付けて楽しむようにしましょう。

 

まとめ

何かとイメージの悪い出会い系サイトですが、特別危ないわけではありません。むしろ犯罪件数でいえばSNSのほうがはるかに危険です。

 

出会い系規制法の厳しい規制によって非常に健全化した出会い系サイトは見知らぬ女性と出会う方法としては今、最もリスクの低い方法でしょう。

 

とはいえ、出会い系サイトでもSNSでも見知らぬ男女が出会う以上、何らかのリスクがあります。

 

100%トラブルやリスクを回避したいならそもそも出会い自体を求めてはいけません。ですが、知らない女性に出会える出会い系サイトはとても刺激的で楽しいものです。

 

私自身、8年以上も出会い系やマッチングサイトなどを使って、ネットで出会い続けていますが、危ない目にあった事は1度としてありません!

 

多少のリスクを恐れて利用しないのは非常にもったいないですよね。ぜひ、出会い系サイトで素敵な出会いを楽しんでみてください。

 

 

 

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