朝立ちしないのは病気?年齢との関係性や主な原因2つ!朝立ちする為の対策3選も

朝立ちが最近全く起きなくなって心配していませんか?

実は、朝立ちがなくなることは非常に深刻な問題であり、EDや重い病気を併発する可能性があることがあります。

そこで、今回は朝立ちについて詳しく解説します。

 

特に、朝立ちが起こらない原因や改善する方法にも触れているため、朝立ちがなくなってしまっている方は本記事を読むことで、重大な病気になる前に問題を解決できるかもしれません。

だから、「最近、朝立ちしなくなったことが不思議でなりません」という方は、ぜひ最後までしっかりとお読みください。

 

 

そもそもなぜ朝立ちするのか?

 

睡眠時において、男性器が勃起する現象を「朝立ち」と呼びますが、その呼び方の他にも、「夜間陰茎勃起現象」「早朝勃起」という名称も存在します。

では、この朝立ちという現象は、どのような仕組みで起こっているのでしょうか。以下にその詳細を記します。

 

朝立ちは、睡眠時に発生するとされています。

ただし、朝だけでなく、睡眠中に繰り返し勃起が起こるため、「夜間陰茎勃起現象」とも呼ばれます。

 

睡眠には深い眠りの時と浅い眠りの時があり、それらを繰り返しているため、勃起も同じように繰り返されます。

浅い眠りの時には、自律神経が活発に働き、体のメンテナンスを行います。この際、勃起も無意識のうちに起こります。

この朝立ちという現象は、睡眠中の勃起を促し、勃起に関係する組織を動かし、機能の衰えを防ぐためのものだとされています。

 

このように、夜間陰茎勃起現象は、普段正常な勃起を起こすための準備運動的な役割も担っていると考えられています。

そのため、朝立ちという呼び方が定着しているのです。

 

 

朝立ちしない主な原因は?

まずは、朝立ちしない原因として考えられる例を2つご紹介します。

自分がどちらの原因に該当するか考えてみましょう。

 

テストステロンの不足

もし40歳以降で、性欲が落ちたり、疲れが取れなかったり、気分が安定しなかったり、体重が増えやすくなったと感じる方がいらっしゃったら、それはテストステロンの不足が原因かもしれません。

 

実は、テストステロンは男性ホルモンの一つで、95%が精巣で生成されます。

このホルモンには、体を筋肉質にしたり、成長期には男性らしい声にしたり、男性の機能に影響を与える大きな役割があります。

 

しかし、このテストステロンが不足すると、筋肉量が減少し、肥満や男性機能の低下につながってしまいます。

また、これらに関連して、身体的・精神的に不調が現れることもあります。このような症状は、男性更年期障害と呼ばれています。

 

病気や老化などに伴う血流の悪化

ペニスが勃起する仕組みは、血管が広がり血液が流れ込むことで起こります。

しかし、血管が詰まって血流が悪くなると、勃起しにくくなることがあります。

この血管障害は、生活習慣病の一つであるメタボ、糖尿病、高血圧のサインとなることが多く、放置すると動脈硬化が進行し、最終的には命を脅かす心疾患や脳血管疾患につながることもあります。

 

そのため、肥満体型であったり、運動不足であったり、高血圧であったり、勃起力の低下や中折れの症状がある人には、適度な運動や禁煙などによって「血管を健康に保つ」ことが大切です。

また、喫煙者は特に注意が必要であり、血管が詰まった状態では勃起不全(ED)に陥りやすいため、ED治療薬の併用を検討することがおすすめです。

 

朝立ちしないことを軽視せず、早めの対策が大切です。

 

 

朝立ちに年齢は関係するのか?

男性の朝立ちや勃起は、男性ホルモンであるテストステロンに影響を受けていることはご存知でしょうか。

このため、テストステロンが不足すると朝立ちの頻度も低下してしまいます。

そして加齢と共に、テストステロンも減少し、朝立ちの頻度も低下するとされています。

 

さて、日本老年医学会の雑誌に掲載された情報によれば、年齢が上がるにつれて、「全く気付かない」「あまり気付かない」という割合が増える傾向にあります。

ここで、あなた自身の年齢と照らし合わせてみると、朝立ちの頻度が低下している場合もあるかもしれません。

しかし、朝立ちは一概に何歳までできるのかは断言できません。

 

加齢と共に、テストステロンの減少、運動能力や筋肉の衰えが起こるため、勃起力は30歳代をピークに徐々に下がっていってしまいます。

もし、通常と比較して朝立ちの頻度が少ないと感じる場合は、EDや男性更年期障害などのサインである可能性があるので、早めの健康チェックが必要です。

 

以上を参考に、あなた自身の身体の変化にも注意し、適切なケアを行うことが大切です。

 

 

10代や20代でも朝立ちしないことはあります

 

朝立ちは10歳から20歳代の男性にとっては普通の現象ですが、頻繁に経験できない人もいるでしょう。

しかし、朝立ちは「レム睡眠の時に目覚めた場合」に起こるもので、ノンレム睡眠の時には勃起しないため、起床のタイミングが不適切であった可能性があります。

性交渉やマスターベーション時に正常な勃起が起こる場合は、問題はありませんので、安心してください。

しかし、ストレスや疲れが過度にかかると、睡眠のリズムを乱す原因になることがあります。そのため、生活習慣や環境を見直してみてください。

 

 

男性更年期の可能性も

 

「男性更年期」とは、男性ホルモンの分泌量が低下することで生じる、様々な症状のことです。

従って、朝立ち以外にも、男性更年期には以下のような症状が現れることがあります。

 

・全身に倦怠感を感じる
・やる気が出ない、気だるいと感じる
・寝つきが悪くなり、夜中に目が覚めることが増える
・怒りっぽく、イライラするようになる
・ほてりや発汗が増える
・憂うつ感や無力感を覚えやすくなる
・性欲や性的衝動が低下する
・頭痛や肩こりがひどくなる

 

これらの症状が一つでも当てはまる場合、男性ホルモンの値が低下している可能性があります。

男性ホルモンの分泌量は、泌尿器科で血液検査をすることで簡単に調べることができます。

保険診療で検査が可能なため、気になることがあれば気軽にチェックすることをお勧めします。

 

朝立ちしないとED(勃起不全)なのか?

朝立ちしなくなると、「自分はEDなのか?」と心配になるかもしれませんね。

では本当にEDなのでしょうか?説明していきます。

 

セックス中の中折れや勃起力低下は要注意

多くの方は、勃起が全く起きずに性行為ができない状態をEDのイメージとして抱いているかもしれませんが、中折れや硬さが不十分であっても性行為ができるような状態もED症状の一つとされています。

 

EDは、「満足できる性行為を行うために十分な勃起が起きるか」「勃起状態を維持し続けることができるか」という条件を満たせない場合に診断されます。

それゆえ、あらゆる程度の症状でもEDと判断され得るのです。

 

つまり、硬さが十分でなくとも性行為ができる状態や、性行為中に勃起が維持できず中断してしまう場合も、EDの症状と考えられます。

また、EDは単なる男性器の問題だけではなく、生活習慣病や神経疾患などの他の病気とうまく絡み合って発症する場合があります。

 

そのため、EDを疑うような症状がある場合は、遠慮なく専門医に相談し、ED治療を始めることをお勧めします。

 

ED治療薬は朝立ちしやすくする効果もある

ED治療薬は性行為時に勃起を手助けしてくれる薬です。

ただし、単に薬を摂取しただけでは勃起しないため、何らかの性的な刺激が必要となります。

 

しかしながら、ED治療薬を服用している場合、寝ているだけでも朝に勃起することがあります。

これは、ED治療薬が持つ勃起を促進させる作用により、朝立ちしやすくなるからです。

 

ただし、朝立ちのためだけにED治療薬を摂取することは推奨されていません。

ED治療薬は、本来は性行為の際に勃起を促進させる目的で使用されますので、そのような目的で摂取することが必要とされます。

 

要するに、ED治療薬は勃起をサポートする効果がある薬であることは間違いないですが、勃起するためには薬だけでなく、性的な興奮が必要であるということを覚えておくことが大切です。

 

朝立ちしなくなった時にやるべき対策 3選

それでは「朝立ちしなくなった」と悩んでいる方に効果的な対策を紹介します。

自分の程度に合わせて選択してみてください。

 

生活習慣の改善

ストレスや疲労は男性の身体機能に影響を与える可能性があります。

ですから、良好な人間関係を築き、ストレスを発散する趣味を持つことも大切です。

また、健康的なライフスタイルを実践することで、身体へのストレスや疲労を抑えることができます。

 

具体的には、良質な睡眠と栄養バランスの整った食生活を心がけ、運動を取り入れることがおすすめです。

実際、睡眠の質が向上すると、朝立ちの回数が増加するという研究結果もあります。

このため、快適な寝具を用意し、十分な睡眠時間を確保することも大切です。

 

以上の方法を習慣化し、健康な身体を手に入れましょう。

 

 

市販の精力増強グッズ

朝立ちが改善しないと悩んでいる方には、市販の精力剤がおすすめです。

精力剤には、男性ホルモンや血管、血液に働きかける成分が含まれており、朝立ちの改善に効果的です。

 

例えば、指定医薬部外品である「エデース」には、ニンニクに含まれるオキソアミヂンという成分が含まれており、活力アップや滋養強壮に効果があります。

また、アルギニンや7種のビタミンなども含まれており、活力ケアや栄養補給にも役立ちます。

なお、エデースを製造している工場は、GMP取得工場として国内で安定的に品質を保っており、安心して利用できます。

 

もし生活習慣を見直しても改善されない場合や、普段の食事から栄養素を補給しづらい場合は、エデースを1日1錠飲む習慣をつけてみると良いでしょう。

そうすることで、朝立ちの改善に期待が持てます。ぜひ、健康的な生活のために市販の精力剤を上手く取り入れてみてください。

 

 

ED治療薬の使用

 

 

まとめ

まとめ

 

本記事では、朝立ちについて詳しく解説してきました。まず、正式名称は夜間陰茎勃起現象であり、睡眠時に生じる生理現象の一つです。

朝立ちがしない原因には、以下のようなものがあります。ストレスや加齢、男性更年期障害、生活習慣の乱れが挙げられます。朝立ちがない場合は、EDの可能性もあるため、注意が必要です。

 

朝立ちの改善には、生活習慣を見直すことが最も重要です。また、精力剤やED治療薬を試してみる方法もあります。

ED治療薬はPDE5を阻害することで勃起を促しますが、副作用や併用してはいけない薬、または使用してはいけない病気があるため、必ず医師の指示や用法用量を守りましょう。

 

もし朝立ちがしなくなってしまった場合は、EDの可能性があるため、医師に相談することが大切です。

放置せずに適切な処置を行い、健康的な生活を送ることが大切です。

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